YONISOMANASIKARA

身の回りの現実に起きていることはフィクションの世界より奇奇怪怪である

JAL123の焼死体は何を物語っているのか(日航123便墜落 遺物は真相を語る)

 

JAL123墜落の新事実」において墜落場所において焼死体の炭化とジェット燃料に含まれていない筈のタールとガソリンの匂いがした疑問を本書では科学的に実際の焼損遺物を分析した結果、ジェット燃料には含まれていないかなりの割合でベンゼンと硫黄が含まれている事からガソリンと硫黄のタール状結合物が含まれていることが記されてる。墜落現場にいた目撃者のタールとガソリンの匂いを科学的に証明した事はJAL123墜落の背景を考える上で重要な鍵だ。尚自衛隊にある携帯火炎放射器に使用されてる武器燃料成分にガソリンとタールも含まれている。

この分析結果から推測されるのは自衛隊は証拠隠滅の為に火炎放射器を使用したのか。

 生存者の一人の川上慶子さんによると墜落した後暗闇の中で誰かが懐中電灯で照らしていたとの証言から自衛隊員はスゲノ沢にいた100人以上の死傷者の存在は知っていながら何もしていない。

 火炎放射器で事故の犠牲者に火炎放射器を向けるという非道な行為をするには事故現場を完全に封鎖し一人の目撃者を造らない万全の準備が必要だ。その様な準備なしに行ってもし目撃者が出た場合自衛隊の存続に拘る位重要である。しかし自衛隊は墜落現場を完全封鎖はしていない。JAL123は日本航空危険物のRRY,RRWに分類されてる放射性物質のラジオアイソトープを積んでいたので危険物調査を理由にして 完全封鎖をしようと思えばできた。

 JAL123墜落の時の放射性危険物の扱いは1992年の衆議院の議事録にも「放射性物質輸送事故対策会議」が墜落事件の翌日8月13日の未明に開かれれのが唯一の例であると記されている。

 従って火炎放射器を使用した可能性は薄いと思う。著者が分析した遺物や遺体に放射物の感染の調査をしたらどの様な値が出るだろうか興味深い。

 

 次に考えられるのは爆発物、ミサイルとか、が機体を爆破しその爆発物にガソリン、タールが含まれていたケースである。上野村の中学校で事件当日の目撃談を纏めた「小さな目は見た」に稲光、雷の様な光と音が記されている。そして墜落の翌朝まで続いた火災である。墜落の機体の焼損状態から判断するとジェット燃料による機体の爆発の可能性は低いとと考えられるとすれば何が稲光や焼損した遺体や破損物を炭化するまでの火災を発生させたかと考えると爆発物による可能性がに辿り着く。

 

 一方別の目撃者の証言にある赤い物が墜落する前に機体の下に見えたとか、赤い流星の様なものがJAL123を追うように飛んでいたという赤い物体である。加えてJAL123を追尾していた2機の戦闘機である。

 

 これらの証言から考えられるのはミサイルみたいなものが機体に付着又は密着して墜落と同時にこの物体も機体と一緒に爆発したという考えられる。ミサイルみたいなものは戦闘機から発射されたか、相模湾上空で垂直尾翼が破損した時か、又は他の理由か、は分からない。ミサイルの弾頭にナパム弾みたいなもが搭載されていればゲル状のタールとガソリンを含む。

 

 では自衛隊は墜落地のフェイクニュースを運輸省に送りNHKに放送させたか。それは爆発物の証拠物を引き上げることと、高濱機長、副操縦士、機関操縦士の遺体を確認し特に機長の遺体は隠してしまう為である。歯型と指の一部が発見されたがこれらは小さいものなで見落とされた。

 

 高濱機長は元自衛隊員で自衛隊の内情も政治的背景も十分理解していて垂直尾翼の落下は気付いてないかいないかもしれないが事故の原因が自衛隊の演習によるミサイル関連の為という事は薄々感知していたと思われる。

 異常音の後の即決のスコーク77の発信と、乗客のとった窓から見えた黒点の存在は機長も目撃しいたと思われる。却って高濱機長が異常音の原因を感知していないと考えるのが不自然ではなかろうか。

管制塔、日航社内との会話にミサイル の話はされてたかもしれないが公開されたVRからは機長がミサイル について言及している部分は消されたのではなかろうか。

多分ミサイルのような誘導弾は機体を狙った者でなくプログラムの欠陥事故で機体を追うようになってしまったのではないかと信じたい。追尾する戦闘機は機長に誘導弾が追尾している事を知らせる為と着陸時の危険性の警告する為ではなかろうか。 

 

 操縦室の3人がミサイルが機体に衝突した事を知っていた可能性を物語るのは日航副社長が墜落の後に行った記者会見で原因について聞かれた時「ミサイルに打ち落とされた」と言ったとか、又後に被害者の家族が日航の社長に官邸に案内してくれと頼んだらぶるぶる震えだし殺害の恐れてなどを呟いたとの態度が荒唐無稽でなく真相の一面を映し出しているのでは。

 高濱機長が日航の社員との交信で言及したのでその情報が日航の交信した者から社長、副社長に伝えられたとしたら。又中曽根総理は翌日の13日に日航社長を官邸に呼んでいる。それは中曽根総理は日航が墜落の原因をどの程度知っているのか探り出し日航が自衛隊の関与を知っているので政治的背景を説明し口止めと日航社内に緘口令をひかせ、その時墜落の真実が漏洩したら命は保証されないとか脅かしたかもしれない。

 そして中曾根首相はJAL123との関連が薄弱の印象を残す為と彼の罪の意識を少しでも和らげる為JAL123関係者からなるべく遠のいた。

 ボイスレコーダーを解読してみると機長、操縦士と日航との会話の部分は整合性がなく「了解しました」と何回も答えているが何を了解しているのかはっきりしない、操縦室と日航社内との交信の一部分は消されていると判断する。又18時24分に機長が「何か爆発したろ」と言った後、爆発の原因に関した会話がされていない。普通原因の推測したり客席の搭乗員に客室内の点検をして何か破壊されてるかして貰うだろうが異常音に関しても全油圧制御系の異常についての会話が全然ないのは不自然だと思う。

 

 日航はボイスレコーダー自身の記録を遺族の為とか言って公開を拒否しているということは公開したVRの記録と日航の現存しているものは違うという事を自白しているに等しい。迷惑する遺族とは多分操縦席の3人の遺族のことで本物のVRが公開されると彼等の会話は国家を貶めそれが真実の証言にも関わらず遺族に迷惑を及ぼすという事と察せられる。真実を暴露して国家の威信を傷つけた者は裏切者の汚名を着せられるのは国内外に関わらず同様だ、国家秘密を漏らしたジュリアンアサージやエドワードスノードンが故国を追われ他国に亡命しなければならないように。

 

 まだ日航、東京管制塔、米運横田管制塔が1985年8月12日の通信ログを保管していれば公開されてるボイスレコーダーの記録と照らし合わせば修正されている部分と会話の中身がわかるかも。

 真実を知っていると思われる中曾根首相、日航社長、JAL123と通信した東京羽田管制塔通信員、日航社員の人達、自衛隊の上層部、運輸省、 防衛庁の上層部人達は真実を墓場まで持っていくそうだが彼等に善悪に拘る精神があるならば何がそうさせるのか。やはり欧米でいう”For The Greater Good”、個人の正義を貫くより国家を守る事が大事か、それとも自分の平穏な日々を乱されたくないか、又はただ権力者に盾突きたくないだけかわからないが、JAL123墜落事件が戦後日本の民主主義国家の成熟度を試す挑戦だったが果たして後世の歴史はどう評価を下すのだろうか。